甲冑師

京北野 武久KYOKITANO BUKYU

京北野 武久 KYOKITANO BUKYU

守り伝えられたものは、ゆがめることなく、その真意と本筋を次に伝えなければならない。

時を経るほどに、深く、広く―
  それが、伝統の技と心を受け継ぐ者の天命である思います。
同時にそれは、誇るべきことでもあるのです。

1,200年以上の歴史を背景に、幾多の美技美芸を育み伝えてきた“京都”にあって、
平安武久は京甲冑師として“京もの”の伝統と正統、その心と技を磨いてきました。
そして願うのは、日本の心、日本の伝統技のすばらしさを、広く知っていただきたいのです。
そのために工房武久は、五月人形(鎧・兜)と節目(節句)を祝す心を、より深く、たしかに人々に伝えていきます。

ABOUT京北野 武久について

京都・北野にある工房 武久は、
伝統と創造、歴史に裏打ちされた京甲冑を製造。

平安住一水、粟田口清信と並ぶ京甲冑師の三大ブランドの一つ「武久」。京北野・平安武久は、初代平安武久(佐治久三郎)と妻・初代智尚(京都市伝統工芸技術功労者・知)の次男として生まれる。昭和34年に父である初代武久に師事し、以降京甲冑作りに専念。平成7年、通産大臣より伝統工芸士に認定され、平成17年、工房武久 代表に就任し、自らを「京北野・平安武久」とする。
その翌年には京都府伝統産業優秀技術者表彰を受賞し、京都甲冑界を代表する職人の一人として活躍目覚しい。現在は、実子である佐治幹生と共に技術の継承と研鑽に日々努めている。

PROFILEプロフィール

京北野平安 武久KYO KITANO HEIAN BUKYU

京北野 平安 武久 KYO KITANO HEIAN BUKYU

昭和16年、京都に生まれる。
昭和34年、初代平安武久に甲冑作りを師事。
平成7年、経済産業省認定伝統工芸士(京人形)
平成17年、京都北野に工房武久を主宰
平成18年、京都府伝統産業優秀技術者表彰受賞

経済産業省認定伝統工芸士(京人形)
京都府伝統産業優秀技術者(京の名工)

REPORT潜入リポート

増村人形店が貴重な名匠の作業場に潜入!

京ものの伝統と正統京甲冑の名門
MASUMURA'S Eye
京北野 武久 作業シーン

錺金具に加工を施す作業台。使い込まれたその台に武久の歴史を感じることができた。

京北野 武久 作業シーン

錺金具へのこだわりは京甲冑界でも随一といえる。

京北野 武久 作業シーン

綺麗に整理され並べられたこだわりの仕事道具。そのほとんどが別注製作品。

京北野 武久 作業シーン

京都の正絹で組まれた紐は艶、発色、肌触り全てが最高品質。

京北野 武久 作業シーン

工房内に飾られた当代と次代を担う、実子である佐治幹生伝統工芸士との写真。

京北野 武久 作業シーン

頭の中にある完成形を目指し丁寧に組み上げられてゆく。

MOVIEムービー

MASUMURA×京北野 武久

増村と各作家とのお付き合いが生み出した世界にふたつとないオリジナルオーダーメイド人形

世界でたった一人の貴方の大切な方には、世界でたったひとつの名品こそ相応しい。
その想いは日本を代表する名匠の手で形となる。
良き日の思い出が詰まった着物や帯を市松人形や雛人形に。
お子様のお名前が彫られた五月人形や、のぼり旗etc..。
ぜひお客様の想いをお聞かせください。増村人形店がお手伝いさせていただきます。

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「本当に良いものだけを、本当の言葉にのせてお伝えする」

今、節句人形市場では粗雑な商品とホンモノの商品が入り混じっております。
しかしながら、お客様がご自身でその選択をして頂くには節句人形はあまりに専門性が高いように感じます。
つまり、我々売る側の責任は非常に重く、増村人形店では、 「本当に良いものだけを、本当の言葉にのせてお伝えする」を信念に日々お客様に接させて頂いております。
ここを御覧になって頂いているお客様には、その玉石混淆の商品群の中からホンモノの商品を見つけ出し、大切な人にお贈り頂きたい。

そして『増村人形店』が少しでもそのお手伝いをさせて頂けたら幸いです。

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